どうぶつ将棋は、初段相手だとわりと同等。
2段にたまに勝てるなど。

次の一手を読んだ打ちかどうかは打ち手で分かるのが楽しい。
逆に適当な勝利では全く喜べない。勝ち方も大事。

なんとか、現大会は勝率5割をキープ。
格上相手にこれで、現在1級で7,8割の達成率。もうちょっと勝ち越せばなんとか、
年内で段に。段になると色々世界は変わるんじゃないかと思ってる。

段位もそうだけど、このくらいになると、1割くらいのプレイヤーしかいないので、
結構研究したり、やってたりと経験値がないと見えない感じ。


そのおかげか、将棋ウォーズも格上相手にいい感じの将棋に。
久しぶりに振り返りとしてみます。




まずは一つ目。級位出てませんが、格上1級ですね。
・最近打ちたい将棋を打つということで、居飛車が結構多いわけですが、振り飛車x美濃囲いを鉄則として、他に駄目な手を検証というところが多いです。早石田が得意戦術になっちゃってますが、早石田脆くも死ぬことが多いので今はやってません。そういうのも相手は意識するかもしれません。

・逆に相手が早石田っぽいなら、早く防衛ラインを固めるために、金、または銀を上げるって感じですね。あとは角に備えると。賢明ならそこで諦めるわけですが、稀に突っ込んでくると終わりですよね。

・35手目。ここで5五角としました。狙いは、7筋の攻めですが、それを狙いつつ、相手が攻撃してくるか、つまりは4筋の飛車と歩の連携ですね。おそらく相手は角で物資補給か、何か違う手を考えるか、単に手筋としての飛車先の歩を取るというところでしょうか。この飛車先の歩の扱いは慣れるといいんですが、慣れないと手元の歩に踊らされて、例えば飛車の動きをロックする生け贄的な歩打ちになれるかどうかですが、ここらへん慣れですよね。偉そうに言えません。

・38手目。相手は4四金を狙った打ち手だといえます。ただ当然角を犠牲にして、飛車が竜。ここでは銀をゲット。角銀交換で、王を狙うってことでね。この打ち手は好きなパターンですね。

・これについてはあまり考えずに飛車犠牲は避けたいので、まずはその手に乗るというパターンです。実際では、この場合飛車が突っ込んで来ようと十分対応可能という考え方です。4九金は飛車が紐付いていますし、相手もそれが分かるのでどう出るかが鍵ですね。

・42手目。セオリーというか想定内です。この場合とくに守りに不安はないので、当然突っ込みます。狙いにあった、7筋です。角、歩、銀らのコンビで攻めます。当然これらが結集すれば最大攻撃力になりますが、これらを多くの格上ではうまく発動すらさせてくれないのが普通です。さすが格上って感じです。こちらの見える景色は見えてしまう。

・44手目。意外にも相手は横歩取りです。これは狙いが不明です。おかげで突っ込めます。飛車があるので駄目ですが、自分なら4ハ金くらいやりそうです。要はそうではないがそういう攻めの手がないと突っ込まれるという感じがします。

・46手目。まだこちらの火力は整いません。44秒考えての角打ちです。当然これは飛車が欲しいのではなく、王を狙うというイメージです。戦力アップですね。バイキルトっぽいイメージです。どうでしょうか。

・相手も1分半くらい考えました。多分考えて対応しないとまずいと思ったのだろうと思います。想定内の手ならすぐ打ち手が来ますから。竜で角を取ると結局角筋になるので、竜をのがしつつ、別の駒で角を防ぐみたいな手をイメージしていたんですがそうならなかったですね。とりあえず竜が消えると相手の攻撃はほぼ消えます。
そういう意味では相手は竜を犠牲にして角取り以上に、駒損もありますが、状況としては損したという印象です。当然こちらの有利になるわけです。

・相手の銀打ち。正直なところ、すでに火力で押しきれるかという状況なので、銀打ちで角取るというのは遅い感じがします。よって再度7筋での歩打ち。

・55手目。まだ火力は足りませんが、これで相手は銀のみ。王ももちろんいますが。安定の打ち歩ですね。

・58手目。相手の打ち歩。この手の歩は、大体次に駒打ちです。それを想定して、どう出るかを考えるのが脳内将棋盤が豊かになれるかって感じが最近しています。この場合、角っぽいかなというところで想定します。

・62手目。相手の銀成です。正直なところ、飛車の前に7筋の攻防なので、歩を再度おいて、飛車をロックする、7筋からずらすのがセオリーかなと思いましたが、そうならずですね。金を置くと飛車金交換でそれらは避けたいとかもあったかもしれません。ただ、相手は攻めの意識はいいものの、7筋の防衛がこれでは弱い感じがしました。実際ではもっと直感的な把握ですが。

・ここでもう一発飛車です。角を防げば攻撃が消えるのでそこを絶ちつつというところです。当然7筋での攻めもベースです。

・相手は金確保です。ここで、考えるわけですが、仮に角を取っても、結局攻撃が弱まるだけで、判断としては攻めです。そうです。7筋では、圧倒的に防衛駒が足りないので、攻めの歩で、成金です。

・69手目。ここで竜が入りました。防衛ラインはありません。銀で取るとかでも、竜が結構効いてる図ですね。

・71手目。銀支援での竜再度入り。これで、相手は逃げ道が二箇所です。ここらへんからは詰将棋風ですね。

・冷静に桂馬打ち。その後銀というシュミレートを何度かやります。たまに銀の横から逃げられる。あと、相手の攻撃駒である馬で取られるなどもあります。駒打ちのところに馬筋がないかは確認が必須ですね。これが時間がないと慌てて考えづらいですがここはしっかりと。

・75手目。相手投了で勝利。

・格上といえど、防衛に難ありという印象です。攻めのパターンが他になかったのか、そこらへんでしょうか。とはいえ勝利は勝利ですね。なんとなくですが1級クラスでも色々とレベル差はあるので勝てる試合は勝っていきたいところですね。


長くなったので、他2戦はまた次の機会にでも。

ここらへんから分かることは、美濃囲いベースの攻めでも色々あるというところです。
振り飛車でいくので、どうしても角と飛車がうまくコンビネーションが組めないことがあるので、
銀と飛車で攻めるのがいいかもしれないと思いつつ。相手の角の脅威を消すか、相手の角があれど、桂馬をとらせない打ち手などで、角桂のコンビで美濃囲いを突破させない(まあ飛車が下段にいなければいいわけですが)、そういう何かのリスクを取るなら別の攻撃が豊富になる、そんなイメージが少しだけついてきました。

当然全部駒を持って勝つとかって無理な注文だなあというのもあります。

秋の夜長は将棋がいい感じですね(笑)
良い将棋をー。


 

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